針對日本集英社近日將出版套書,將李登輝、林獻堂等台灣先賢列入中國名人範圍,台灣教授協會在此表達嚴正抗議。
前幾年中共已強迫網路電商平台要在國家/地區的選項「台灣」後面加註「中國的一個省」。現在有日本大型商業出版社屈從中共淫威,無視現今日本國民之常識,輕率做出傷害台日友好關係的愚行,我們不能不在此指責,希望集英社儘速下架不實宣傳,收回系列書籍或附加戡誤表,並於再版時將李登輝、林獻堂等人更正為台灣。
台灣教授協會會長 陳俐甫
2023年11月2日
以下為李登輝基金會董事長李安妮女士之聲明:
(李女士為台灣教授協會會員、李登輝前總統之女,並負責照顧李前總統遺孀曾文惠女士)
對於日本集英社出版的《亞洲人物史》(アジア人物史)系列套書中,將我的父親李登輝歸類在「中國」歷史人物,個人深表遺憾。
集英社有著求知慾旺盛且學習力強的青少年讀者,這些孩子未來都會是日本社會的中流砥柱,所以更應該提供給他們正確的歷史知識。因為不論是從出生當下或二戰結束迄今,李登輝皆不宜歸在「中國」項下,何況今日世界所認知的「中國」是「中華人民共和國」,而李登輝則是「台灣人」。
我的父親生前除了致力台灣的民主化之外,他心中念茲在茲的就是台日兩國之間的關係,並且對日本有諸多深切的寄語,期待日本再次拾起領導亞洲的自信。這樣的「李登輝」是「中國」的歷史人物嗎?我們明白要將「台灣」、「中華民國」與「中華人民共和國」並列一處書寫確有其特殊性,況且《亞洲人物史》是歷史推廣的套書,而非研究型的專著。但日本是一個尊重人格、重視人性尊嚴且實事求是的社會,我希望集英社能再次思考書中將李登輝列在「中國」的適當性,呈現更真實的歷史事實,也預祝《亞洲人物史》成為重要且暢銷的著作。
文末,誠心祈願台日友好長長久久,共同攜手迎接前面的挑戰。相信父親就如同他最愛的〈千風之歌〉所描繪的那般,不僅在天上守護著我們,也持續為兩國的未來祈禱。
#李登輝基金會 董事長 李安妮
2023年11月2日
日本の集英社が出版する『アジア人物史』シリーズにおいて、私の父、李登輝が「中国」の歴史上の人物として分類されていることについて深く残念に思います。
集英社は、好奇心に満ち、学習意欲の旺盛な青少年のファンを有しており、この若者たちが将来の日本社会を担っていくことは間違いありません。だからこそ、若い読者たちに、正確な歴史知識を与えることがよりいっそう重要と考えます。李登輝は、生まれた当時、あるいは終戦から現在にかかわらず、「中国人」に分類されるべきではありません。現在世界が認知する「中国」とは「中華人民共和国」のことであり、李登輝は「台湾人」であるからです。
父李登輝は生前、台湾の民主化に全力を尽くしただけでなく、頭の中は台湾と日本の関係でいっぱいでした。日本に対して深いメッセージを数多く送り、日本がアジアをリードする自信を取り戻してくれるのを期待していたのです。 そのような「李登輝」が「中国」の歴史上の人物なのでしょうか。確かに、「台湾」や「中華民国」と、「中華人民共和国」が併記されるのは、そこにある種の特殊性が存在するからということは理解するとともに、『アジア人物史』が歴史を広めるためのシリーズであり、いわゆる学術書ではないことも理解しています。ただ、日本は人格を尊重し、人間の尊厳を重んじ、事実から真実を追求する社会であると認識しています。集英社は、『アジア人物史』において李登輝を「中国」の人物とすることの妥当性を再考し、より事実に沿った歴史の記述を願うとともに、『アジア人物史』が素晴らしいベストセラーになることを願っています。
最後に、台湾と日本の友好が末永く続くこと、そして、これから待ち受けるかもしれない試練に対し、共に立ち向かうことを心から祈りたいと思います。 父李登輝が愛してやまなかった「千の風になって」の歌詞にあるように、父は天から私たちを見守ってくれているだけでなく、日台両国の未来を祈ってくれていると信じています。
李登輝基金会董事長 李安妮
2023年11月2日
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